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第5回 セミナー報告
第5回セミナー 「皮膚のトラブル〜きれいな肌を取り戻す!」レポート

第5回 会場の様子

4月18日の第5回セミナーの報告をダイジェストでレポートします。
講師は、日本中医薬研究会専任講師・医学博士の楊 達先生です。

第5回 楊 達先生
〈楊 達先生プロフィール〉
中国・雲南中医学院医学部卒
1993年 埼玉医科大学にて医学博士号取得
中華中医薬学会会員、日本皮膚科学会会員
日本中医薬研究会・皮膚病専任講師として中医学の普及活動に従事
現在、皮膚病・スキンケア商品の開発にも力をいれておられます。

まず最初に、「日本は湿気が多いのに、遺伝性、生活習慣、入浴剤や入浴後のケアが原因での、乾燥がみられる。」とのお話がありました。

多く見られる皮膚トラブルのタイプとしては・・・  
  敏感肌:体質的に熱がこもりやすい(血熱体質)

   よく肌荒れを起こし、かぶれやすく、湿疹が出やすい
  乾燥肌:潤い不足(血虚体質)
     痒みがでやすい、老人やアトピー性皮膚炎の肌も乾燥肌です
  脂性肌:ホルモンバランスの崩れ、脂分がたまりやすい(湿熱体質)      
   ニキビができやすく、脂漏性皮膚炎、脱毛症になりやすい


また、肌トラブルの皮膚症状には、血熱なら赤み、紅いブツブツに、湿熱ならジュクジュク、腫れ血虚やお血ならザラザラ、ゴワゴワ等があります。

◆肌トラブルはどうして発生するの?
多くの説がありますが、いくつかの原因が考えられます。
  現代病:化学製品の氾濫によって肌への刺激物が増加した
  環境病:自然から離れた生活環境のため、肌の自然調節機能が乱れる
  不養生病:ストレスや乱れた食習慣と生活習慣で体内に熱がたまる
  肌質低下病:上の3つの原因によって内臓と体質の乱れが肌に出てくる

これらが相まって皮膚のトラブルを起こすと考えられています。
アトピー性皮膚炎の場合は、乾燥肌によるバリア機能の低下により、刺激を受け易い肌になってしまいます。

◆キレイな肌を取り戻すためには?
炎症性皮膚トラブルが治っていく過程として3段階があります。

☆皮膚病の3段階改善法☆
 
初期目標:急性炎症段階血熱、湿熱、熱毒を取る漢方薬で、まず炎症を抑えます
  中期目標:慢性炎症段階炎症を抑えながら肌を潤わせ修復する漢方薬を加えます。
  最終目標:乾燥肌期肌の乾燥を改善しながら体質を改善し、肌の安定を図ります。
            低下した肌のバリア機能を高め、内面から再発予防をします。


 ☆皮膚病改善の3本柱☆  
内服治療:体質に合わせ、炎症の強さや段階、肌の乾燥程度に応じて漢方薬を
使います。肌を潤わせ、肌の乾燥改善と共に体質をよくし肌を安定させます。
  外用のスキンケア:外面から保護するスキンケアで美肌を作り、再発防止を!
  養生:食事や生活習慣の改善が必要です。
皮膚病改善の50%は、本人の改善実行力にかかっています。「患者も治療者」という意識を持つことが必要です。
     *充分な睡眠の確保と規則正しい生活リズム
     *過労を避ける
     *皮膚を壊さない(例えば、掻くときには、爪をたてない)
     *ストレスを避け、生活環境を自然に近い状態に
     *緑黄色野菜をたくさん摂るなどトラブルを改善するデトックス食事の勧め
  

日本の食品は、防腐剤や添加物がたくさん使われています。
そのため、「日本人は亡くなってもなかなか腐らず、葬儀の時に使うドライアイスの量が近頃は少なくて済むようになった。」という話もあるそうです。

◆漢方の考え方は・・・

「皮膚は内臓の鏡」と言われています。臓腑の機能が正常で栄養が充分であれば、健康が維持され老化の進行も穏やかになり、美肌の状態にも影響してきます。
皮膚病治療の過程には、刺激を受けた時には一時的に悪化し、又落ち着くのを繰り返すという「波」があります。
その時々にあった漢方を服用することで症状をコントロールし、体質改善と共に徐々に安定させ、小さい波の流れを作っていくことが大切であると話されました。

第5回 会場の様子2
休憩時間には、デトックス茶「五行仙茶(五行草茶+晶三仙)」の試飲会や展示など。
講演の後には、楊達先生が開発されたスキンケアシリーズの中の入浴液や瑞花露ソープ、「アトピー性皮膚炎の正体と根治法」の本が当たる抽選会もあり、盛況のうちに終了致しました。
ご来場いただいた皆さま、どうもありがとうございました。

6月6日には、スキンケアをはじめとした「中医美容」と婦人病がご専門の楊暁波先生の講演会がございます。
ぜひ、ご来場下さい!
| 第5回「皮膚のトラブル」 | 18:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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